白地に紅梅が映える訪問着。歳寒三友という言葉があります。松と竹は真冬でも色あせる事なく、梅はその寒中にあって初めに花を付けます。このきものを身に着ける時は、なんとなく引き締まって気持ちが凛とする。梅にはそんな魅力があると思います。
描き絵 作品005
描き絵 作品007
墨描きの訪問着。存在する色は地色と裾の共濃ぼかしのみで、特定の花も描かれていない。例えば、柿朱色の帯を合わせれば墨色の木々が紅葉し…
縞柄のお召し生地に描き絵をほどこした附け下げ。彩色は墨主体でわずかに藍色が足されている。山野草がメインのモチーフのため、季節を問わ…
かえでを墨で表現した訪問着。藍鼠色のぼかしに見え隠れする無数の葉には、わずかに洗い朱と青磁の二色が使われている。これにより、春先で…
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